"Nijimi Series"
偶然性をテーマに描くシリーズ
描く前に全ての構図やディティールを決めた上で、手順などを計算して描く作品とは別に、あえて滲みという不確定要素を取り入れ、完成図を想像できないようにして描いています。
滲みという偶然から生まれたお題にどう答えるか、その答えを一手一手考えながら、まるで土台が不安定な積み木をするような感覚で描いています。
"Food Chain Series"
様々な対比や感情を食物連鎖を使い描いたシリーズ
生と死、光と影、白と黒、始と終、美と醜、愛と嫉妬など、全ての対比は二つで一つ、だから美しいという考えのもと描いています。
"Colorful Black Series"
モノクロの世界の中で色彩を表現をするシリーズ
ある時、作品を見ていた方から『モノクロなのに色があるように見える。』という言葉を聞き、意図的に色を錯覚させれないかと模索し始めました。
カラー写真をモノクロにしても色彩は感じないが、初めからモノクロの世界で色の表現意識すれば、"Colourful Black"になるのではないかと思い、線や点の重なり、密度、組み合わせ、モチーフが持つ色のイメージなどを利用して、色を想像させようとしています。
このコンセプトは、モノクロの中で感じた色を、パーソナルカラーとして見つけて欲しく、色彩を感じたという方には私の作品を塗り絵してもらっています。
"Rebirth Series"
アートによって無価値なものに価値を加えていくシリーズ
人が不必要だと思って廃棄するもに、アートが新たな価値生み出せるかを問うような作品をつくります。